2019年に策定した「坂井市空家等対策計画」の計画期間が満了するに当たり、坂井市では第二次計画の策定に取り組んでおり、アーバンデザインセンター坂井が策定支援を行っています。

空家等対策計画は空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく計画で、空家等の増加を抑制し、適切な管理・措置を誘導し、市民の安全で安心、快適な暮らしの実現並びに良好な景観及び快適な居住環境の保持を目指して策定されます。特に近年では、特定空家になってからではなく、空き家の状態が悪くなってしまう前に（空き家対応）、もしくは空き家になる前に適切な対応を施し（空き家予防）、流通市場に出していくための川上対策の必要性が指摘されています。

また、2023年12月13日に「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」が施行され、「空家等管理活用支援法人」等の枠組みも創設されました。これらについては、今後他市町村の運用事例の調査も含め、活用方針を検討していくことが必要になります。

本計画は、2024年度から2028年度の5年間を計画期間として公開されました。

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