12月4日、福井県の杉本達治知事がUDCSにお越し下さいました。
来訪の目的は、「くららぼん」の設計を手掛けた学生メンバーとの意見交換。
福井大学で建築を専攻する学生メンバーたちは、卒業設計の真っただ中という時期のため、残念ながら全員に揃ってもらうことはできませんでしたが、リーダーを務めた 髙橋駿介・UDCSアシスタントディレクターが自ら知事を案内し、設計の考え方や工事の経緯などを説明しました。
くららぼんは、「福井ふるさと茶屋」として福井県の支援もいただいて建物改修工事を行いましたが、改修前の建物は老朽化があまりに著しく、予算獲得は決してスムーズではありませんでした。
当初からキッチン整備のクラウドファンディングに至るまで、ご尽力いただいた福井県地域戦略部・小林弥生副部長からも当時のエピソードをお話しいただき、見違えるほどになったくららぼんの姿に杉本知事も興奮気味でした。

（↓杉本知事のTwitter でも当日の様子が紹介されています。改修前の写真をもっているのは知事ご自身です！）
https://twitter.com/TatsujiS/status/1202141993226293248

その後、ランチをとりながらUDCSスタッフと意見交換を行いました。くららぼんをはじめとするUDCSの活動だけでなく、持続的なまちづくりや民間と行政の連携のあり方などについて、さまざまな示唆をいただきました。

学生たちが手掛けたくららぼんが、思いがけない影響力をもって多方面から注目していただける存在となりつつあることを嬉しく思うと同時に、空き家・空き地が増加している三国旧市街地の新しいモデルケースを一つひとつ生み出していかなければならないという思いをあらためて強くしました。

貴重な時間を割いてUDCSにお越しくださった杉本知事、こうした機会を設定していただいた小林副部長をはじめとする福井県の皆さま、坂井市の皆さま、ありがとうございました！