3月21日（木） 18:30〜20:00、三国コミュニティセンターの大ホールにて、第4回大学高校まちづくりリーグ研究発表交流会を開催しました。

福井工業大学の三寺副センター長・吉村先生・学生の皆さん、三国高校地域探求同好会の皆さん、当法人学生スタッフなど、三国で活動する高校生・大学生が今年一年の成果を発表してくれました。

三国高校地域探求同好会の皆さんは、授業で行った坂井市の地域課題解決方法の提案を発表してくれました。「空き家の管理と活用」「町並みに合う夜間照明」をテーマにした発表で、まさに我々も取り組んでいる内容について高校生が考えた意見を聞けたことはとても刺激になりました。

福井工業大学まちづくりデザインセンターからの「電動キックボードに着目した道路状態と空間の評価」の発表では、調査のために電動キックボードで30km以上走破したからこその知見や経験が共有され、大変興味深い内容でした。

みくに地区まちづくり協議会みくに大好き部会と福井工業大学三寺研究室が共同で行う三国写真絵日記の発表では、ある種懐かしい媒体である「絵日記」を用いたプロジェクトの進捗が発表され、地域の方も観光客も気軽に参加できるコミュニケーションの手法について議論されました。

「アートを通じまちと人が対話する祭り：湊ノ芸術祭の報告」では、昨年度実施した湊ノ芸術祭の成果報告ができ、来年度の課題と方向性について意見をいただきました。

中島副センター長率いる東京都市大学の学生の皆さんが延伸したばかりの北陸新幹線で三国へ来ていただほか、県内大学生や高校生、地元の方、行政の方など様々な方にご来場いただき、それぞれの視点でコメントをいただけたことで、視野が広がるいい刺激になったとともに、三国でこれだけの動きが進んでいることが改めて実感できました。