三国蚤の市を開催しました。
- 空き家対策/活用
- その他

昨年度に引き続き、三国蚤の市を開催しました!
三国蚤の市とは、所有者が値段を設定した古道具や古家具をUDCSが委託販売を行い、次の使い手に繋げるお手伝いをする3日間の取り組みです。
私たちは普段空き家対策に取り組む中で、家に家財が残っていてなかなか手放せないという声をよく頂きます。今年度は地域の方々だけでなく、解体予定の空き蔵から預かるなど、計約300点もの古道具や家具が集まりました。所有者が要らないと感じた家財にも、価値を感じる方は必ずいらっしゃるはずです。次の使い手へと橋渡しをする、蚤の市はそんな役割も担っています。


古物を懐かしむ声や「これはなんだろう?」「今の時代にこれが残っているなんて!」と若い方々の反応もあり、様々な年代の方に興味を持ってくださることに嬉しく感じています。また、三国で商いを行われている方から、今は屋号としては残っていない近藤商店さんの大漁旗が出品され、現在の近藤古美術さんの手に戻る場面も見られとても心が和みました…!


センター内の会議室と中庭の使用に加え、UDCS前の空き家(元クリーニング店と化粧品店)の土間部分をお借りし、きたまえ通りを挟んだ二か所で取り組みました。昨年度から坂井市と連携し空き家対策に取り組んでいる私たちは、活用希望者の空き家で何かやってみたいというお声も多く頂きます。私たちも実際に空き家を使ってみることで実際の苦労を切実に感じました…笑 また、近所の方々やスタッフの方々のご協力で、数年ぶりに提灯の光が灯り、祭の間だけでも町の風景が変わり、去年の蚤の市からバージョンアップした姿をご覧頂けたかと思います。改めて、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!来年度は、古物を販売するだけではない価値を作っていけるよう、尽力します!


最後に、提灯や山車が巡行する今年の宵山車の様子もお届けします。
2階から眺める山車は、下から見上げる時とはまた違う魅力が詰まっています、おすすめです。
今年来て頂いた方もまだ祭に来たことが無い方も、ぜひお立ち寄りください~!


